アビクリア(AviClear)とイソトレチノインの違い|併用は可能?皮膚科専門医が解説

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アビクリア(AviClear)とイソトレチノインの違い|併用は可能?皮膚科専門医が解説

「アビクリア(AviClear)とイソトレチノインはどう違う?」「どちらを選べばいい?」「併用はできる?」——どちらも中等症〜重症ニキビに対応する治療として知られていますが、しくみも効き方も大きく異なります。

この記事では、大阪・箕面のみのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が、アビクリアとイソトレチノインの違いと選び方、併用の考え方を解説します。

結論|「機械で皮脂腺に作用」vs「飲み薬で全身的に作用」

ざっくり整理すると、アビクリア=レーザーで皮脂腺に直接作用する3回プログラムイソトレチノイン=皮脂分泌・角化・炎症に全身的に作用する内服薬(自費)です。同じ「皮脂をコントロールする治療」でも、アプローチが大きく違います。

主な違いの一覧

  • 形式:アビクリア=院内のレーザー照射/イソトレチノイン=自宅で毎日内服
  • 作用:アビクリア=皮脂腺に局所的/イソトレチノイン=全身的(皮脂・角化・炎症に複合的)
  • 期間:アビクリア=2〜3か月で3回完結/イソトレチノイン=数か月〜半年以上の継続内服
  • 副作用:アビクリア=赤み・軽い熱感など局所中心/イソトレチノイン=乾燥・粘膜症状・肝機能・血液検査・催奇形性などの全身管理が必要
  • 承認:アビクリア=国内承認医療機器/イソトレチノイン=日本では未承認(自費・医師の個人輸入)

アビクリアが向いているケース

  • 内服薬を毎日続けるのが負担
  • 内服の全身的な副作用が心配
  • 計画的に「3回で終わる」治療がよい
  • 催奇形性の関係で内服が難しいライフステージ
  • イソトレチノインを試したが副作用で続けられなかった

イソトレチノインが向いているケース

  • 重症の嚢胞性ニキビが広範囲にある
  • 従来治療で効果不十分
  • 定期的な血液検査・通院ができる
  • 催奇形性の管理が問題ない
  • 毎日の内服を継続できる

併用は可能?

アビクリアとイソトレチノインの併用は、医師の判断のもとで検討されます。重症のニキビでは、内服でベースをコントロールしながらアビクリアで皮脂腺へ集中的にアプローチする、という考え方もあります。一方、肌が敏感になっている時期の併用は赤み・乾燥のリスクが高まるため、慎重に進める必要があります。

過去にイソトレチノインを服用した直後の方や、現在服用中の方は、必ず診察で相談してください。

選び方|重症度とライフスタイルで判断

  • 軽症〜中等症……外用・抗生剤・ピーリングなど標準治療+必要に応じてアビクリア
  • 中等症〜重症……アビクリアまたはイソトレチノイン(生活スタイルと希望で選択)
  • 重症かつ広範囲……イソトレチノイン中心、アビクリア併用も検討
  • 内服が難しいライフステージ(妊娠希望期など)……アビクリアが現実的な選択肢になることが多い

当院のアビクリア 3つの特徴

  • 国内承認の医療機器……販売名「AviClearレーザシステム」承認番号30700BZX00107000
  • 1726nm+AviCool™冷却……皮脂腺ターゲットの作用と痛みへの配慮
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が診察……イソトレチノインなど他治療との使い分けも提案

こんな方におすすめ

  • アビクリアとイソトレチノインで迷っている方
  • 内服が続けられず代替を探している方
  • 重症ニキビで複数の選択肢を整理したい方

FAQ(よくある質問)

Q. イソトレチノイン服用中ですがアビクリアできますか?
A. 肌の状態と内服の経過によります。診察で個別に判断します。

Q. アビクリアのほうが副作用が少ないですか?
A. 全身的な副作用は少ない傾向ですが、局所的な反応はあります。比較は単純ではないため診察でご相談ください。

Q. どちらが効果が高いですか?
A. ニキビのタイプ・重症度で異なります。一概には言えません。

Q. 妊娠を考えている場合は?
A. イソトレチノインは催奇形性の関係で慎重な管理が必要です。アビクリアは選択肢になりますが、診察で個別に判断します。

【皮膚科専門医によるアビクリアとイソトレチノインの違いまとめ】

アビクリアはレーザーで皮脂腺に作用する3回プログラム、イソトレチノインは全身的に皮脂・角化・炎症をコントロールする内服薬(自費・国内未承認)です。どちらが向くかはニキビの重症度・ライフスタイル・副作用許容度で変わります。両者の併用も医師判断で検討されることがあります。みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、皮膚科専門医がニキビ治療の最適な組み合わせをご提案します。大阪・箕面エリアでご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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監修医情報

医師 みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 理事長 花房 崇明

略歴
  1. 1998年

    高槻中学校・高槻高等学校 卒業

  2. 2004年

    大阪大学医学部医学科 卒業

  3. 2004年

    大阪府立急性期・総合医療センター(最優秀研修医賞受賞)

  4. 2006年

    大阪大学医学部附属病院皮膚科

  5. 2007年

    東京都立墨東病院皮膚科

  6. 2012年

    大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学 博士課程修了 医学博士取得

  7. 2012年

    大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学 特任助教

  8. 2013年

    カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学

  9. 2014年

    JCHO大阪病院皮膚科 医長

  10. 2015年

    東京医科歯科大学皮膚科 講師・外来医長/病棟医長

  11. 2017年

    千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

  12. 2019年

    医療法人佑諒会 理事長

  13. 2021年

    近畿大学医学部皮膚科非常勤講師

  14. 2021年

    江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

  15. 2024年

    みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

資格・所属学会
  • 医学博士(大阪大学大学院)
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
  • 日本抗加齢医学会認定抗加齢医専門医
  • 難病指定医