「アートメイクしたらMRIは受けられない?」「やけどするって本当?」「断られた話を聞いて怖い」「将来病気になったら困る?」——アートメイクとMRIの関係は、施術前に必ず知っておきたい情報。皮膚科専門医監修で、リスクの真相と安全な対策を解説します。
結論|「現代の医療アートメイク色素はMRI対応のものが主流。やけどリスクはごく稀。事前申告で多くは安全に受診可能」
「アートメイクしたらMRIは受けられない」は過去の情報・誤解です。現代の医療アートメイクで使われる色素の多くはMRI対応(鉄分含有量が少ない)で、やけど・トラブルリスクはごく稀。ただし事前にMRI技師・主治医にアートメイクの申告は必須。当院では色素の安全性を確認した上で施術いたします。
なぜ「MRIでやけど」が言われるのか
原理
MRI(磁気共鳴画像)は強力な磁場を使用します。アートメイク色素に磁性体(鉄分)が含まれていると、磁場と反応して発熱・違和感が生じる可能性があります。極端な場合はやけど。
過去のリスク
- 古いタトゥー・アートメイク色素は鉄分を多く含む
- 1990年代までの色素ではMRIでやけど事例の報告あり
- この情報がそのまま「アートメイク=MRI禁止」として広まった
現在の医療アートメイク色素
- 低鉄分・無鉄分色素が主流
- MRI適応試験を経た色素も
- 医療用承認色素は安全性が高い
- サロン・違法施術の色素は安全性不明
MRIで実際に起こりうること
1. 何も起こらない(最多)
現代の医療色素ではほぼ問題なし。通常通り検査可能。
2. 軽い温感・違和感
「ジンジン」「温かい」感覚。検査終了で改善。
3. ピリピリ・熱感
強めに感じる場合、技師に申告し検査調整・中断対応。
4. やけど(ごく稀)
古い色素・鉄分多い色素で稀に。すぐ申告→検査中断で対応。
5. 画像のアーチファクト
顔面の画像に色素由来の影が映る可能性。顔以外の検査には影響なし。
「断られた」の真相
「アートメイクで断られた」というケースの多くは:
- 事前申告がなかった……検査直前に発覚→当日延期
- 施術時期・色素が不明……安全性確認のため延期
- 古い情報での判断……一律禁止の方針の医療機関
- サロン施術で色素不明……医療色素ではないため
事前に申告し、当院・施術機関に確認すれば多くは安全に受けられます。
MRI検査前にやるべきこと
- 主治医・MRI技師に申告……「アートメイクをしています」
- 施術年月・色素情報……可能なら証明書持参
- 施術機関に確認……色素のMRI適応について
- 緊急時のMRI……命に関わる場合は申告して受けることが多い
- 検査中の違和感は即申告
「いざMRIが必要になったら困る?」
癌・脳血管疾患・骨疾患などでMRIが必要になる可能性は誰にでもあります。アートメイクで困らないために:
- 医療機関で受ける……色素の素性が明確
- 施術記録を保管……色素名・施術日・施術者を記録
- 顔以外のMRIは基本問題なし……腰・膝・腹部等は影響なし
- 顔面MRI(脳・副鼻腔等)も多くは安全……現代色素なら
当院の色素について
当院では医療用承認色素のみを使用しています。MRI対応・低鉄分色素を採用。詳細はカウンセリング時にご説明します。
顔以外の刺青(タトゥー)との違い
- タトゥーは色素量が多く、鉄分も多い→MRIリスクやや高
- アートメイクは色素量少なく、現代色素なら安全性高い
- タトゥーでも実際にやけど事例は稀
MRI以外の医療機器・処置
CT検査
磁場を使わないため問題なし。
レントゲン
影響なし。
レーザー脱毛・治療
アートメイク部位はレーザー脱毛できません(色素破壊・やけどリスク)。施術前にアートメイクを申告してください。
美容医療(ピコレーザー等)
同様、アートメイク部位は注意が必要。施術前申告を。
受診時のお願い
以下の医療機関・施設受診時は、アートメイクをお伝えください:
- MRI検査
- レーザー脱毛・美容医療
- 手術前検査
- 救急外来
- 歯科(顎関節MRI等の可能性)
当院の対応・サポート
- 使用色素の情報提供……他院受診時に伝えられるよう
- 施術記録……日時・色素・部位の記録
- MRI受診前の相談……不安な方はカウンセリング可
- 緊急時のサポート……主治医からの問合せに対応
こんな方におすすめ(この記事を読んだ後)
- MRIリスクが心配でアートメイクを迷っている方
- 過去に「断られた」話を聞いて怖い方
- 持病があり将来MRIを受ける可能性が高い方
- アスリート・スポーツ選手で外傷リスクがある方
FAQ(よくある質問)
Q. アートメイクしたらMRI絶対NG?
A. いいえ、現代の医療色素であれば多くは安全に受けられます。
Q. 過去の「やけど事例」は?
A. 1990年代までの古い色素での話。現代の医療色素ではごく稀。
Q. 顔のMRIも大丈夫?
A. 多くは問題なし。事前申告で技師が判断します。
Q. サロンでやったアートメイクは?
A. 色素の素性不明のためリスク不明。MRI技師に事前申告必須。
Q. 当院の色素はMRI対応?
A. 医療用承認色素で安全性高い。詳細はカウンセリングで。
Q. 顔以外のMRIは?
A. 影響なし。通常通り受診可能。
【まとめ】アートメイクとMRI
「アートメイクでMRI禁止」は過去の情報。現代の医療色素は低鉄分・無鉄分でMRI対応のものが主流。事前申告すれば多くは安全に受けられます。当院では医療用承認色素を使用し、MRI受診時のサポートも行います。安心して医療アートメイクをご検討ください。
ご予約・お問い合わせ
医療アートメイクは、千里中央花ふさ皮ふ科(豊中市・千里中央駅前)でご対応しています。皮膚科専門医の指導下、専任看護師がカウンセリング・施術を担当します。江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科では取扱いはございません。
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