クールスカルプティングの副作用・後遺症|逆説的過形成(PAH)とは何かを皮膚科専門医が解説|大阪・箕面・茨木・池田 みのお花ふさ皮ふ科・皮膚科・美容皮膚科

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クールスカルプティングの副作用・後遺症|逆説的過形成(PAH)とは何かを皮膚科専門医が解説|大阪・箕面・茨木・池田 みのお花ふさ皮ふ科・皮膚科・美容皮膚科

クールスカルプティングはダウンタイムが少ない医療痩身ですが、医療行為である以上、副作用がまったくないわけではありません。「後遺症が残らないか」「逆説的過形成とは何か」と心配される方もいらっしゃいます。

この記事では、大阪・箕面のみのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が、クールスカルプティングの副作用と経過、逆説的過形成(PAH)、受けられない方について、正確にわかりやすく解説します。

クールスカルプティングの安全性|医療機器としての位置づけ

当院が導入しているクールスカルプティングELITEは、2018年に厚生労働省の承認を受けた医療機器です。医師の判断のもと、正規代理店を通じて使用しています。とはいえ、どのような医療機器を用いた施術でも副作用の可能性はゼロではないため、事前に理解しておくことが大切です。

よくみられる副作用と経過

施術後によくみられ、多くは時間とともに自然に軽快する症状です。

  • 赤み……施術直後にみられ、短時間でおさまることが多いです。
  • 腫れ・むくみ……数日〜数週間で軽快します。
  • 内出血……吸引により生じることがあり、1〜2週間ほどで消えます。
  • 感覚の鈍さ……施術部位の感覚が一時的に鈍くなることがあり、数週間程度で戻ることが多いです。
  • つっぱり感・筋肉痛のような痛み……しばらく続くことがありますが、徐々に軽快します。

頻度は低いが知っておきたい副作用

  • 皮下硬結(しこり)……施術部位が一時的に硬く感じられることがあります。
  • 色素沈着……一時的に色味の変化が出ることがあります。
  • 凍傷・水ぶくれ……ごくまれに、冷却に伴う皮膚トラブルが起こることがあります。
  • 感染・血腫……頻度は低いものの、可能性として知っておきたい症状です。

これらが生じた場合も、多くは適切な対応で軽快します。気になる症状は早めにご相談ください。

逆説的過形成(PAH)とは

逆説的過形成(PAH:Paradoxical Adipose Hyperplasia)は、冷却した部位の脂肪が「減る」のではなく、かえって硬く大きくなる副作用です。クールスカルプティングに特有の副作用として知られていますが、発生する頻度は非常に低いと報告されています。

原因は完全には解明されていません。万が一生じた場合は、経過観察やほかの治療法の検討が必要になることがあります。施術後に施術部位が硬く盛り上がってくるような変化に気づいたら、早めに医師へご相談ください。

「後遺症」が残ることはある?

クールスカルプティングの副作用の多くは一時的なもので、時間とともに軽快します。長く残るような変化は一般的ではありません。ただし、逆説的過形成のようにまれな副作用もあるため、「絶対に何も起きない」とは言えません。だからこそ、施術前にリスクの説明を受け、施術後も相談できるクリニックを選ぶことが大切です。

副作用が出たときの対処法

  • 赤み・腫れ・内出血など軽い症状……多くは経過観察で自然に軽快します。
  • 症状が強い・長引く・悪化する……自己判断せず、施術を受けたクリニックを受診してください。
  • 施術部位が硬く大きくなってきた……逆説的過形成の可能性も含め、早めに医師へ相談しましょう。

クールスカルプティングを受けられない方(禁忌)

次のような方は、施術をお受けいただけない、または慎重な判断が必要です。

  • 寒冷に関連する病気をお持ちの方(寒冷凝集素症、クリオグロブリン血症、発作性寒冷ヘモグロビン尿症など)
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 施術部位に皮膚の炎症・傷・ヘルニアなどがある方
  • 重い内科的な病気をお持ちの方

適応の可否は、カウンセリングで医師が確認します。持病やお薬がある方は事前にお知らせください。

FAQ(よくある質問)

Q. 副作用が出る確率は高いですか?
A. 赤みや内出血などの一時的な症状は出ることがありますが、多くは自然に軽快します。重い副作用の頻度は低いとされています。

Q. 逆説的過形成は治りますか?
A. 経過観察やほかの治療の検討が必要になることがあります。気になる変化は早めに医師へご相談ください。

Q. 副作用が心配です。相談だけでもできますか?
A. はい。カウンセリングでリスクや適応について医師がていねいにご説明します。

Q. 持病があっても受けられますか?
A. 病気の内容によります。事前にお知らせいただき、医師が適応を判断します。

【皮膚科専門医によるクールスカルプティングの副作用まとめ】

クールスカルプティングの副作用の多くは、赤み・腫れ・内出血・感覚の鈍さなど一時的なもので、時間とともに軽快します。まれに皮下硬結や、脂肪がかえって大きくなる逆説的過形成(PAH)が起こることがあります。「後遺症」が長く残ることは一般的ではありませんが、リスクをゼロとは言えません。

みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が施術前にリスクと適応をていねいに説明し、施術後の経過もサポートします。
大阪・箕面・茨木・池田エリアでクールスカルプティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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監修医情報

医師 みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 理事長 花房 崇明

略歴
  1. 1998年

    高槻中学校・高槻高等学校 卒業

  2. 2004年

    大阪大学医学部医学科 卒業

  3. 2004年

    大阪府立急性期・総合医療センター(最優秀研修医賞受賞)

  4. 2006年

    大阪大学医学部附属病院皮膚科

  5. 2007年

    東京都立墨東病院皮膚科

  6. 2012年

    大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学 博士課程修了 医学博士取得

  7. 2012年

    大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学 特任助教

  8. 2013年

    カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学

  9. 2014年

    JCHO大阪病院皮膚科 医長

  10. 2015年

    東京医科歯科大学皮膚科 講師・外来医長/病棟医長

  11. 2017年

    千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

  12. 2019年

    医療法人佑諒会 理事長

  13. 2021年

    近畿大学医学部皮膚科非常勤講師

  14. 2021年

    江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

  15. 2024年

    みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

資格・所属学会
  • 医学博士(大阪大学大学院)
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
  • 日本抗加齢医学会認定抗加齢医専門医
  • 難病指定医