デュピクセントを検討するうえで、副作用は大切な情報です。「結膜炎が出ると聞いた」「注射部位の腫れが心配」——こうした不安は事前に正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、大阪・箕面のみのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が、デュピクセントで報告されている主な副作用と、対処の考え方を解説します。
デュピクセントの副作用の全体像
デュピクセントは効果と同じく、副作用も人によって出方が異なります。多くの方は治療を継続できていますが、一部の方で副作用が出て対応が必要になることがあります。「自分には何が起こりうるのかを事前に知っておく」ことが、安心して治療を続けるための第一歩です。気になる症状があれば、自己判断せず投与を受けている医療機関にご相談ください。
注射部位反応(赤み・腫れ・かゆみ・痛み)
デュピクセントは注射薬のため、注射した部位に赤み・腫れ・かゆみ・痛みなどが出ることがあります。多くは時間とともに自然に落ち着きますが、症状が強い場合や繰り返す場合は医師にご相談ください。投与する部位を変える、冷却するなどの対応で軽減できる場合があります。
結膜炎・眼の症状
デュピクセントで比較的多く報告されている副作用に結膜炎があります。目のかゆみ・充血・違和感・乾燥感などの症状が出た場合は、眼科や投与している医療機関にご相談ください。点眼薬などで対応できることが多くあります。
口唇ヘルペスなど感染症
口唇ヘルペスを含むヘルペスウイルス感染症などが、まれに報告されています。違和感や水疱に気づいたら早めに医療機関へご相談ください。
好酸球(白血球の一種)の増加
血液検査で好酸球が増加することがあります。多くは経過観察で対応しますが、症状を伴う場合は医師の判断で追加の検査や対応を行います。
その他に報告されている主な副作用
- 頭痛
- 上気道感染症(風邪のような症状)
- 顔の赤み・皮膚症状(時に「顔の赤み」として相談されることがあります)
頻度や出方には個人差があります。気になる症状は早めにご相談ください。
「副作用が出たらどうすればいい?」基本の考え方
- 軽い症状なら経過観察……注射部位の軽い赤みなどは、時間とともに落ち着くことが多くあります。
- 症状が強い・長引く・繰り返す場合は受診……自己判断で次回の投与を中止せず、投与している医療機関にご相談ください。
- 結膜炎・眼の症状は早めに眼科へ……目の症状は早期の対応で軽減することが多い副作用です。
- 体調の変化・発熱・強い倦怠感などはすぐ受診……感染症の可能性も含め、医師の判断を仰ぎましょう。
副作用への当院での対応
当院では、デュピクセント導入時に副作用についてていねいにご説明し、導入後も経過観察を行います。気になる症状があるときに相談できる体制を整えています。投与中の方で症状が出たときは、自己判断せずご連絡ください。
FAQ(よくある質問)
Q. 副作用が怖いので始められません。
A. 副作用への不安は多くの方が感じます。診察で起こりうる副作用と対応について十分に説明を受けてから判断しましょう。
Q. 結膜炎が出たらデュピクセントは中止になりますか?
A. 多くの場合は点眼治療で対応しながら継続できますが、重症度によって医師が判断します。
Q. 副作用が出たら次の注射はどうしたらいいですか?
A. 自己判断で中止せず、医療機関にご相談ください。
Q. 副作用に「太る」「脱毛」などはありますか?
A. インターネット上にはさまざまな情報がありますが、添付文書で確認できる副作用と区別が必要です。気になることは診察でご質問ください。
【皮膚科専門医によるデュピクセントの副作用まとめ】
デュピクセントの主な副作用には、注射部位反応・結膜炎・口唇ヘルペス・好酸球増加などがあります。多くは適切な対応で継続できますが、自己判断で中止せず、気になる症状は早めに医療機関に相談することが大切です。みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、副作用の説明と導入後の経過観察を含めて、ていねいに対応します。大阪・箕面・茨木・池田エリアでアトピー性皮膚炎のデュピクセント治療をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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