アビクリアの効果はいつから?持続期間と「効果がない」原因を皮膚科専門医が解説

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アビクリアの効果はいつから?持続期間と「効果がない」原因を皮膚科専門医が解説

アビクリアの治療を検討するとき、「効果はいつから出るのか」「どのくらい続くのか」は気になるポイントではないでしょうか。アビクリアは皮脂腺にアプローチしてニキビの改善を目指す治療ですが、効果の感じ方には個人差があります。

この記事では、アビクリアの効果が実感できるまでの目安、持続期間の考え方、「効果がない」と感じてしまう原因、効果を高めるためのポイントを、皮膚科専門医がわかりやすく解説します。

目次

アビクリアの効果とは

アビクリア(販売名:AviClear レーザシステム)は、2025年5月に「中等症から最重症の尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療」を使用目的として国内の製造販売承認を取得した医療機器です。

アビクリアは、皮脂に選択的に吸収される波長1726nmのレーザーを用いて皮脂腺にダメージを与え、皮脂の過剰な分泌を抑えることを目的としています。ニキビの大きな原因のひとつが皮脂の過剰分泌であるため、皮脂腺へアプローチすることで、中等症〜最重症のニキビの長期的な改善が期待できるとされています。

効果はいつから実感できる?

アビクリアは、4〜6週間の間隔で合計3回を1つのプログラムとして受けるのが基本です。1回受けてすぐに大きな変化が出る治療ではなく、回数を重ねながら、また施術後の数か月をかけて、徐々に変化を見ていく治療です。

効果の感じ方には大きな個人差があります。早い段階で変化を感じる方もいれば、3回の施術が終わってしばらく経ってから実感する方もいます。「いつまでに必ず効果が出る」という保証はできないため、経過を見ながら医師と評価していくことが大切です。

効果の持続期間はどのくらい?

アビクリアは皮脂腺にアプローチすることで、皮脂の過剰分泌が抑えられた状態の維持を目指す治療です。施術によって得られた状態がどのくらい続くかには個人差があり、生活習慣やもともとの肌質、ニキビの重症度などにも影響されます。

「一度受ければ一生ニキビができない」というものではありません。経過によっては、時間が経ってから追加の施術を検討することもあります。長期的にどう付き合っていくかは、施術後の経過を見ながら医師と相談していきましょう。

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「効果がない」と感じる原因

アビクリアを受けて「思ったより効果がない」と感じる場合、次のような原因が考えられます。

  • 評価のタイミングが早い: 1〜2回目の段階や施術直後は、まだ変化が見えにくい時期です。プログラムを通して経過を見る必要があります。
  • 好転反応の時期と重なっている: 施術後、一時的にニキビが悪化したように見えることがあります。
  • ニキビのタイプや要因が異なる: 皮脂の関与が小さいニキビや、生活習慣・他の要因が大きい場合は、アビクリア単独では十分でないことがあります。
  • 期待値とのギャップ: アビクリアはニキビ跡(クレーター)そのものを治す治療ではありません。何を改善したいのかを治療前に整理しておくことが大切です。

効果に不安を感じたときは、自己判断で中断せず、施術を受けたクリニックに相談してください。

効果を高めるためのポイント

  • 基本のプログラムを完了する: 4〜6週間隔で3回というプログラムを、計画どおり受けることが基本です。
  • 施術後のケアを守る: 日焼け対策やスキンケアなど、医師の指示に沿ったアフターケアを行いましょう。
  • カウンセリングで目標を共有する: どの症状をどう改善したいのかを医師と共有することで、適切な評価がしやすくなります。
  • 必要に応じて他の治療と組み合わせる: ニキビの状態によっては、保険診療やスキンケアの見直しを併用することもあります。

FAQ(よくある質問)

Q. アビクリアの効果はいつから出ますか?(クリックで表示)

A. すぐに大きな変化が出る治療ではなく、4〜6週間隔で3回のプログラムを通して、また施術後の数か月をかけて経過を見ていきます。実感の時期には個人差があります。

Q. 効果はずっと続きますか?(クリックで表示)

A. 持続には個人差があり、生活習慣や肌質にも影響されます。一度受ければ一生ニキビができないというものではなく、経過によっては追加の施術を検討することもあります。

Q. 1回だけでも効果はありますか?(クリックで表示)

A. アビクリアは合計3回を基本プログラムとしています。1回のみでの効果には個人差が大きく、十分な評価は難しいため、プログラムを通して受けることがすすめられます。

Q. 効果が感じられないときはどうすればいいですか?(クリックで表示)

A. 自己判断で中断せず、施術を受けたクリニックにご相談ください。評価のタイミングや好転反応、ニキビのタイプなど、原因に応じて対応を検討します。

【皮膚科専門医によるアビクリアの効果解説のまとめ】

アビクリアは皮脂腺にアプローチし、皮脂の過剰分泌を抑えることで中等症〜最重症のニキビの改善を目指す治療です。

  • 効果の出方: すぐに変化が出る治療ではなく、4〜6週間隔で3回のプログラムを通して経過を見ます。実感の時期には個人差があります。
  • 持続: 持続には個人差があり、経過によっては追加施術を検討することもあります。
  • 「効果がない」と感じたら: 評価のタイミングや好転反応、ニキビのタイプが関係していることがあります。自己判断せず医師に相談しましょう。

大阪・箕面でアビクリアをご検討の方は、みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科へご相談ください。皮膚科専門医がニキビの状態を確認し、効果の見込みや治療計画について丁寧にご説明します。

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参考

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監修医情報

医師 みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 理事長 花房 崇明

略歴
  1. 1998年

    高槻中学校・高槻高等学校 卒業

  2. 2004年

    大阪大学医学部医学科 卒業

  3. 2004年

    大阪府立急性期・総合医療センター(最優秀研修医賞受賞)

  4. 2006年

    大阪大学医学部附属病院皮膚科

  5. 2007年

    東京都立墨東病院皮膚科

  6. 2012年

    大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学 博士課程修了 医学博士取得

  7. 2012年

    大阪大学大学院医学系研究科皮膚科学 特任助教

  8. 2013年

    カリフォルニア大学サンフランシスコ校留学

  9. 2014年

    JCHO大阪病院皮膚科 医長

  10. 2015年

    東京医科歯科大学皮膚科 講師・外来医長/病棟医長

  11. 2017年

    千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

  12. 2019年

    医療法人佑諒会 理事長

  13. 2021年

    近畿大学医学部皮膚科非常勤講師

  14. 2021年

    江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

  15. 2024年

    みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 開院

資格・所属学会
  • 医学博士(大阪大学大学院)
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
  • 日本抗加齢医学会認定抗加齢医専門医
  • 難病指定医

医師 みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 院長 角村 由紀子

略歴
  1. 2007年

    兵庫医科大学 卒業

  2. 2008年

    市立池田病院

  3. 2010年

    大阪大学医学部付属病院皮膚科

  4. 2010年

    市立池田病院皮膚科

  5. 2012年

    箕面市立病院皮膚科

  6. 2014年

    大阪大学医学部付属病院皮膚科

  7. 2015年

    大阪大学医学部付属病院皮膚科 教室

  8. 2018年

    市立豊中病院皮膚科

  9. 2020年

    医療法人恒潤会 非常勤

  10. 2023年

    医療法人義恵会自由が丘ファミリー皮ふ科 院長

  11. 2024年

    みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科 院長

資格・所属学会
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本アレルギー学会
  • 日本皮膚科学会
  • 日本美容皮膚科学会 正会員
  • 日本皮膚免疫アレルギー学会