顔や体の気になるほくろ、メイクで隠したりしていませんか?
皮膚科クリニックや美容皮膚科クリニックでのほくろ除去は、今や身近になってきています。
気軽にコンプレックスを解消できるとあって、多くの患者様が千里中央花ふさ皮ふ科・江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科にも受診されています。
しかし、そのほくろ除去、本当に「取って終わり」の簡単なことだと考えていますか?
インターネット上、AIの情報だけでは見えてこない、専門的な知識が不可欠な領域でもあります。
この記事では、ほくろ除去を検討している人が本当に知っておくべき「5つの意外な真実」を、
皮膚科専門医の視点から分かりやすく解説します。

目次
1. 「自分で取る」は絶対NG。専門家が警告する深刻なリスク
インターネットで検索すると、「もぐさ」「ほくろ除去クリーム」「家庭用レーザーペン」といった
自己処理の方法が見つかります。しかし、これらの方法は極めて危険です。
これらの方法は、実質的に皮膚に火傷を負わせるだけです。ほくろが完全に取り切れないばかりか、
深刻な火傷の跡が残ってしまうリスクが非常に高いのです。
国民生活センターが2009年4月に注意喚起を行って以降も被害は後を絶たず、
皮膚科専門医は「絶対に行わないように」と警告しています。安易な自己判断は、取り返しのつかない結果を招きかねません。またほくろが万が一悪性、つまり癌であった場合、こういった自己処理でその癌細胞を刺激し、癌が成長してしまう可能性もあります。
2. それは本当にただのほくろ?見逃せない皮膚がんのサイン
多くの人が美容目的で除去を考えるほくろですが、中には前述の悪性のほくろ(悪性黒色腫、メラノーマなど)の可能性があります。見た目だけでは区別がつきにくいケースも少なくありません。
特に注意が必要なほくろの特徴として、以下の点が挙げられます。
- 形が左右非対称で歪(いびつ)である
- 境界が不明瞭
- 色に濃淡のムラがある
- 大きさが6mmを超える
- 隆起している
- 急に大きくなった
これらはあくまで目安であり、最終的な診断はダーモスコピーなどを用いて皮膚科専門医が行います。
また、「ほくろ」や「いぼ」と間違われやすい基底細胞癌や有棘細胞癌などの「皮膚がん」もありますので、
自分で判断せず、皮膚科クリニックの受診をお勧めします。
3. 治療法は一つじゃない。レーザー、電気メス、切開法の違い
「ほくろ除去=レーザー」というイメージが強いかもしれませんが、実際にはほくろの大きさ、深さ、場所によって最適な治療法は異なります。主に以下の2つの方法が使い分けられています。
-
CO2レーザー:
水分に反応して組織を蒸散させるレーザーです。 千里中央花ふさ皮ふ科のCO2RE、江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科の「アキュパルス」のようなスキャナ付きのCO2レーザーは、渦巻き状の照射パターンで皮膚を1層ずつ同じ出力で正確に蒸散させることが可能。周辺組織への熱ダメージを最小限に抑え、美しい仕上がりが期待できる技術です。 - 切開法:
大きなほくろや根が深いほくろに、悪性の可能性が否定できない場合に行う外科手術です。組織ごと切り取って縫合するため再発の可能性が最も低い一方、抜糸が必要で、レーザーとは異なり一本の線状の傷跡が残るという特徴があります。
どちらの方法が自分に適しているかは、医師の診断によって決まります。
4. 実は保険が使える場合も。美容目的と治療目的の境界線
ほくろ除去はすべて自費診療(自由診療)だと思っていませんか?実は、条件によっては健康保険が適用されるケースがあります。保険が適用されるのは主に以下のような場合です。
- 悪性腫瘍(皮膚がん)の可能性があると医師が判断した場合
- ほくろが原因で視界が妨げられる、引っかかって血がでるなど、機能的に問題が生じている場合
一方で、「見た目が気になるから」といった単なる、審美目的、美容目的の場合は保険適用外となります。保険が使えるかどうかは、自己判断ではなく、皮膚科医の診断に基づいて最終的に決定されることを覚えておきましょう。
5. すぐには消えない?治療後の赤みと本当の回復期間
施術自体は5分程度で終わることも多く、手軽な印象を受けますが、肌が完全に元の状態に戻るまでには長い時間が必要です。2週間程度は傷の状態になるため、傷の処置が必要です。また傷が上皮化、つまり治った後も下記の様にしばらく赤みが残ることをも知っておくべき重要なポイントです。
赤みが戻っていくタイムラインは以下の通りです。
- 初期段階(〜約1〜2ヶ月): 施術直後の患部のへこみが、新しい皮膚の再生とともに徐々に平らになります。
- 中期段階(〜約3〜6ヶ月): 患部の赤みが少しずつ引いていきます。
- 完成段階(〜約1年): 赤みが完全におさまり、周囲の肌の色となじんでいきます。周囲の皮膚と比べて少し白くなることもあります。
施術後の肌は非常にデリケートです。特に紫外線対策は必須で、これを怠ると炎症後色素沈着を起こし、シミのようになってしまうリスクがあります。ご自宅でのアフターケアこそが、美しい仕上がりを左右する鍵となります。
まとめ
ほくろ除去について、5つの意外な真実をご紹介しました。
- 自己処理は深刻な傷跡、万が一悪性、皮膚がんの場合、皮膚がんが進行するリスクがあり絶対NG
- ほくろに見えても皮膚がんの可能性がある
- 治療法は2つ。 CO2レーザーか切開法
- 美容目的でなければ保険が適用されることがある
- 回復には6ヶ月から1年程度時間がかかる。 施術後のケアが仕上がりを左右する
ほくろ除去は手軽に見えるかもしれませんが、その裏には正しい知識と皮膚科専門医による正確な診断が不可欠です。
インターネット上、AIの間違った情報に惑わされず、まずは信頼できる皮膚科クリニックで相談してみてください。
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