こんな方におすすめです
- 薄いシミ(肝斑)がある方
- 顔全体にそばかすが広がっている方
- ダウンタイムが気になる方
ピコトーニングとは?
低出力のレーザーでシミの原因となるメラニンを除去する治療です。
シミの中でも「肝斑」と呼ばれる薄いシミに向いたモードです。
肝斑は、30代以降の女性の頬などに現れる薄いシミで、強いレーザーを照射すると悪化してしまう厄介な性質を持ちます。
また、通常のシミと混ざり合っていることも多い為、シミ治療が難しいと言われる所以です。
ピコトーニングは肝斑が悪化しない程度の低出力で照射することで、徐々に薄くしていく効果が期待できます。

当院で使用する治療機器について

当院はアメリカ製サイノシュアー社の「ピコシュア」を導入しております。
ピコレーザーに使用される波長は、1064nm・532nm(YAGレーザー)を搭載したものが多いですが、シミへの反応率が高いアレキサンドライトを搭載したピコレーザーを選んでおります。
Qスイッチレーザートーニングとピコトーニングの違い
Qスイッチトーニングと比較して、メラニンを細かく分解することが可能です。
分解されたメラニンは自然に体外に排出されますが、細かい方が早く排出される為、理論上従来のトーニングより短い回数で効果が表れやすいとされております。
当院におけるピコトーニングの位置づけ
- ・肝斑を悪化させずに治療できる
- ・顔全体をダウンタイムなく治療できる
このような特徴から、肝斑がある方にはピコトーニングを照射するか、肝斑を避けて他のレーザーを照射する様にしています。
また、顔全体をダウンタイムなく治療できることから、ピコトーニングで細かいシミを飛ばしつつ、残った部分をスポットを行うと、シミだけではなく顔全体のトーンバランスを明るくすることが可能です。
施術名 | ピコトーニング(ピコシェア使用) |
---|---|
承認状況 | 国内承認(医療機器承認番号:30200BZX00153000) |
入手経路 | 医師の判断の下、国内正規代理店を通して輸入手続きを行ったものです。 |
施術内容 | 高出力のピコレーザーを用いて、シミ・そばかすの原因となるメラニンを除去する治療です。 |
治療目安と平均費用 | 治療回数の目安:5回以上/平均的な費用:99000円 |
副作用及びリスク | 色素の増強や脱失が生じる場合があります。 |
ピコトーニングの料金
初回カウンセリング:1,100円/自由診療再診料:1,100円
ピコトーニング
1回 | 5回コース |
---|---|
24,800円 | 99,000円(1回あたり19,800円) |
他の治療法との違い
ピコトーニングは、痛みやダウンタイムがほとんどないため、これからシミ治療を始めたいという方にお勧めの治療です。
ピコトーニング | ステラM22 | ピコスポット | ルビーレーザー | |
---|---|---|---|---|
適応 | 顔全体のしみがまんべんなく気になる方 | 狙ったしみを消したい方 | ||
痛み | パチパチとした痛みあり | 痛みは少ない | 痛みは少ない | 痛みがある |
麻酔 | 麻酔クリームつけること可能 | 不要 | 不要 | 麻酔クリームありがおすすめ |
治療回数 (個人差あり) |
5-10回 | 5-10回 | 1-3回 | 1-2回(ADMを除く) |
肝斑 | 悪化させにくい | 悪化しやすい | 悪化しやすい | 非常に悪化しやすい |
ダウンタイム (個人差あり) |
治療後、数時間赤みあり | 治療後、数時間赤みあり 1週間ほどしみがかさぶたになって濃く見える |
赤みが落ちつくまで3-6ヶ月 炎症後色素沈着が出やすい |
赤みが落ちつくまで3-6ヶ月 炎症後色素沈着が非常に出やすい |
テープ | 不要 | 不要 | 茶テープ、2週間 | アブソキュアテープ (キズパワーパッド)、1週間 |
※ADMのような深いシミやかなり濃さのあるシミは数回かかることがあります。
治療の流れ
なお遅刻されてしまうと、診察や施術の時間が短くなってしまう為、ご予約時間の10分前にはご来院ください。
美容皮膚科治療では、国内未承認医薬品又は医療機器を用いて施術を行います。
「個人輸入において注意すべき医薬品等について」はこちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html